不思議の国のアリス

カテゴリー: サイト構築-全般 普通の全体最適- tomasa @ 20時32分26秒 記事編集
「ルイス・キャロル」という彼の評伝本と思しきものが、書棚から出てくる。
自分の感性では、中身の文章より、テニスンの描いた、挿絵の方が気に入っているのだが。

兎も角この本の中に、不思議の国のアリス本文の（）括弧がきの部分は、彼が子供たちにお話を聞かせるとき、よくある、「ねえねえ、どうして？」等と聞くのに答えた返事なのだそうだ。「なるほど」と思って、とうの本を開くと、確かに評伝に書いてあるとおり、子供たちが、「ねえ、ねえそれってなあに？」と聞くのに答え語ってているようで、ただ単に活字のテキストとして読むよりは、立体的にこのお話が、たちあがってくるのが分かった。

ただ、この括弧書き、不思議の国のアリスでは、頻繁に出てくるのは、最初の方だけで、直ぐに全然出てこなくなる。ということは、途中から、作者が自分自身の語りに夢中になったのか、それとも子供たちが、とうに退屈になって眠ってしまったか？
そういう私自身も、途中から退屈になって本を胸において眠ってしまった口だが・・・